田村正和さんに孫はいる?妻(嫁)や娘(子供)の家族構成を解説!
国民的人気俳優として長年活躍し、2021年4月に惜しまれつつこの世を去った田村正和さん。
多くのファンに愛された田村さんですが、その私生活は謎に包まれている部分も多く、家族構成について関心を持つ方も多いのではないでしょうか?
田村正和さんの家族構成
田村正和さんは、時代劇スターとして一世を風靡した阪東妻三郎さんの三男として生まれました。
俳優一家として知られる田村家ですが、正和さんの家族構成は以下の通りです。
妻:和枝さん(一般人)
1970年に和枝さんと結婚。
和枝さんは銀座の高級テーラーの令嬢で、カナダへの留学経験もある才女です。
娘:Aさん(一般人)
お二人にはAさんという一人娘がいます。
Aさんは2001年に、中華料理店「南国酒家」グループの社長(当時)の息子さんと結婚し、現在は社長夫人となっています。
田村さんは自身のプライベートを公にすることを好まず、家族についても多くを語っていませんでした。
しかし、残されたインタビュー記事などから、家族を大切に想う田村さんの姿が垣間見られます。
田村家の俳優たち
田村正和さんは、長兄の田村高廣さん、次兄の田村俊磨さん、そして弟の田村亮さんとともに、実際には4人兄弟でした。
高廣さん、正和さん、亮さんの三人は「田村三兄弟」として知られ、それぞれが俳優として活躍し、日本の映画界、ドラマ界を牽引してきました。
また、異母弟には俳優の水上保広さんがいます。
正和さんは、偉大な父・阪東妻三郎さんの存在を意識しつつも、自分自身の道を切り開いてきました。
インタビューで父について語る際には「阪妻さん」と呼んでおり、父とは違う個性を確立していたことが伺えます。
兄の高廣さんは、黒澤明監督の映画『七人の侍』に出演するなど、日本映画を代表する俳優として活躍しました。
弟の亮さんは、時代劇から現代劇まで幅広い役柄をこなし、近年では『狩矢父娘シリーズ』の狩矢警部役で人気を博しています。
田村正和さんに孫はいる?
調査の結果、田村正和さんに孫がいるという情報は見つかりませんでした。
娘のAさんに関する情報は限られており、お子様がいるかどうかは不明です。
田村正和さんの家族とのエピソード
田村さんは、仕事とプライベートをきっちり分けることで知られていました。
しかし、娘のAさんの結婚式には出席し、Aさんが最後の挨拶で号泣した際には、田村さんももらい泣きする姿が見られたそうです。
クールなイメージの田村さんですが、娘を大切に想う父親としての顔を見せています。
また、晩年は奥様の和枝さんと過ごす時間を大切にしていたようです。
都内のレストランで、お二人で仲睦まじく食事をする姿が目撃されていますが、田村さんは健康状態の悪化により、ナイフやフォークを使うのも困難な様子だったとのことです。
田村さんは、自身の妻である和枝さんのことを「100点満点の妻」と公言し、和枝さんの誕生日には、年の数だけバラの花を贈っていたそうです。
人付き合いをあまり好まなかった田村さんにとって、和枝さんは唯一心を許せる存在であり、何でも相談できる相手だったといいます。
「僕は仕事であったこととか、なんでも奥さん相手に話すからね。
それはやっぱり20何年か一緒に生活してきたパートナーだからこそ、それ相応の答が返ってくるけれど、友達に話してもそうはいかないから。
本当にウチの奥さんは、友達のかわりもしなきゃいけないから大変なんだよ」と、インタビューで語っていたこともありました。
このように、田村さんは公の場では寡黙で私生活を明かさないイメージがありましたが、実際には家族を深く愛し、大切に思っていたことが伺えます。
また、田村さんは家族との時間を大切にする一方で、ユーモアあふれる一面も持ち合わせていました。
ある年の大晦日、家族で過ごしていた田村さんは、一度外出すると、タキシード姿で戻ってきて「あけましておめでとう」とだけ言い、また出て行ってしまったというエピソードがあります。
この unexpected な行動に、家族は驚きながらも大笑いしたそうです。
まとめ
この記事では、田村正和さんの家族構成と孫の有無について解説しました。
田村さんは、妻の和枝さんと娘のAさんを大切にし、静かな私生活を送っていたようです。
俳優としてだけでなく、一人の人間としての田村正和さんの魅力を感じることができました。
田村家は、父である阪東妻三郎さんを始め、多くの俳優を輩出してきた一族です。
正和さんは、偉大な父の影を背負いながらも、独自の道を切り開き、多くのファンに愛される俳優となりました。
その一方で、私生活では家族を大切にし、妻や娘との時間を何よりも大切にしていたようです。
田村正和さんのように、公の場ではクールなイメージでありながら、実は家族思いで温かい人柄を持つというギャップは、多くの人々の心を惹きつけるのでしょう。
彼の残した作品やエピソードは、これからも多くの人々に愛され、語り継がれていくことでしょう。